人類が最も直接的に脅威を感じるのは巨大地震や台風、ハリケーン、大雨災害等による生命の危機です。416年より前では文字記録が無いため、堆積物によって地震の発生が推定されていますが、約6500年から2千数百年前、この間に津波堆積物を形成する巨大地震が少なくとも11回発生したと見られています。日本における地震は古代から繰り返し繰り返し発生しており地球上における様々な自然災害はいつの時代においても人類にとって最大の脅威となっています。地震の回数は18世紀、19世紀、20世紀と次第に多くなっているような気がします。近年では自然災害に加えひそかに浸透しつつある人工災害、化学物質や物理的な障害、電磁波に関してはドイツ連邦放射線防護庁の統計によると、電気過敏症はドイツ人口の約 6 〜 9% に影響を及ぼしているとのことです。公式には 500 〜 700 万人が多かれ少なかれ、電気、磁気、電磁波への曝露によって苦しんでいるとされています。しかしこの問題を扱う科学者、医師、建築生物学者らは、影響を受ける人の数はドイツの人口の約20%であると推定しています。数字で表現すると、現在ドイツ国内で約 1,600 万人が影響を受けていることになります。症状は多岐にわたり、治療せずに放置すると人間に重篤な病気を引き起こす可能性があると警告しています。またスウェーデンでは、電気過敏症は長い間国によって病気として認識されており、フランスでは 2015 年に EHS の影響を受けた人の年金受給権が裁判所によって初めて認められました (EHS = 電磁波過敏症)。障害として認められている化学物質過敏症やアトピーなどのアレルギー症状の患者に至っては膨大な数値と考えられます。地球46億年、これらの災害の中で生存している現在の生命、種は奇跡的、貴重な存在です。
|
Date: 2024/10/28(月)
|
|