体細胞の細胞膜は10-200ミリボルトの電位差がある。細胞膜は薄さが7・5ナノメートル以下しかないので、これは非常に大きな電圧になる。静電圧では、細胞膜は隣接する無機イオンで帯電した活性部分に当たる。外部へ超低周波を放射する電線や電気的体液から電磁場を作り、細胞質の有機的分子(蛋白質、アミノ酸、多糖体、単糖)に影響を与え、全ての電荷をイオン質量として運ぶ。細胞の電気システムは、損傷や変化へ敏感に反応する。常に外部の電磁場に曝されると、病気や損傷が無くても、生理的な身体活動に支障が起きる。時には電磁場に被曝したせいで、意識障害や機能不全、記憶喪失などを起こすこともある。携帯電話のような電磁波に被曝すると、同じような障害が起きるだろう。傷ついた細胞膜や細胞内のチャンネルでは、フリーラジカルが作られる。長期問にわたって身体活動が妨げられると、永続的な損傷や肉体的・生理的機能不全、神経的疾患(アルツハイマー症やパーキンソン病など)、精神的疾患(精神分裂病など)につながる可能性がある。どんな場合でも、細胞間の障害は常に電気的であり、化学的・物理的な要因が原因になって発生する。
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Date: 2024/09/23(月)
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