生物(細胞)から発生する電気
細胞と組織は、電荷を運ぶために荷電原子(イオン)を使う、生きている細胞は起電力を発生させ、細胞の内部と外部に電位差(膜電位)を作り出す。そして、直列と並列回路の抵抗変化に対応して電流を活性化させ、その流れを管理・停止し、コンデンサーのように電気を充電することができる。数百ボルトの電圧を発生させて一挙に放電することができるデンキナマズ等は別として、一般に生体内発電システムは、人工的な電気活動よりもはるかに低い。体細胞は、電気伝導性のある塩化(イオン的)溶液の中で作用する湿式回路を構成し、システムの構成要素はつねに生産と変化を繰り返す。電気的性質が異なる部分が発生すると、その電位差を維持しつつ電気漏洩を防ぐ。電流は管理され、放電の簡略化や細胞内への流れを避け、不安定な生の物質(化学物質)が供給されると、それを使用するかどうかを検討し、適切に実行する。このシステムは需要を満たすために絶え間なく活動し、細胞の代謝に必要なエネルギーを半分以上消費する。それぞれの生体に流れる電流は一定のリズムを持っているがこれに人工的変則な磁界や電界が発生すると生体のメカニズムに影響を与え続けることになる。
Date: 2024/09/02(月)


低周波電磁波の影響
送電線や室内電気配線、家電製品に送電されているいわゆる一般の50Hzから60Hzの低周波電磁波による電界や磁界による超低周波の電磁場は非電離放射線で、分子構造を変化させることはないがそのエネルギーは原子と分子を振動させ、非外傷性の損傷を起こす。このようなダメージは、血液細胞を生産する骨髄や、胎児、乳児、成長期の子供など細胞が分裂する部位ではっきりと現われる。ダメージはすぐには発生しないが、被曝後しばらくしてから流産や奇形が起き、他の病気と同じように白血病(骨髄で白血球の生産量が増える)などのガンを発生させる可能性は数十年前にさかのぼった疫学調査や様々な研究により米国や欧州ではその危険性が指摘されているが日本ではその可能性を他の力により意図的に否定する学者を見受ける機会が多い。予防的な観点で啓蒙する気持ちが欠けているのは非常に残念なことである。
Date: 2024/08/26(月)


地球の磁場と生命
太陽系の元素は概ね水素やヘリユム等の軽い元素で構成されている。しかし水の惑星といわれる地球は40%近くの鉄で組成されている。地球の中心核はこの鉄の塊とその周りのマグマ様の金属液体から成る。この鉄が地球の重力を強くし大気が宇宙空間に散逸するのを防いでいる。これが地球の気候を温和にし生命が活躍する場を作った。地球の自転は中心核内核の液体の鉄が中心核の固まった鉄の磁場の外で運動すると発電機と同じ起電力が生じ地球の磁場を保つ。地球全体が大きな磁石であるといわれる要因である。この地磁場が、反応性の強い高エネルギーの宇宙線や太陽風から地球を守ってくれている。これらが地球の生命を繁栄させた重要な要因である。またこの時点のサイクルは銀河系、宇宙のサイクルと連動しており地球上の生命体は地球のサイクルによって生かされている。
Date: 2024/08/19(月)


脳細胞における神経活動
量子脳理論によると脳細胞の内外に広がった二つの量子の間に繰り広げられる物理現象により、人間の心と呼ばれる活動が生み出され、その中には記憶や意識に対応するものもある。一般の細胞と違い脳細胞組織は頭蓋骨の空洞の中に水とともに閉じ込められている。これにより脳は頭蓋骨の中に独自の量子場を作りその振動を発信することができるということになる。頭蓋骨の中にある量子場はその外の電磁場の雑音に邪魔されることなく脳の振動を作り脳細胞の命を形成する。
Date: 2024/08/12(月)


命とエネルギー
命を科学的に考えていくと命とは水の分子が双極子として宇宙の電磁場の振動と共鳴して動く状態ということになる。命がなくなるとこの動きがなくなり、いのちが無いものは、はじめからこの動きがないということになる。宇宙の波動によって水の双極子が動けば、量子電磁場が波立ち、量子電磁場の中にも同じように秩序ある整然とした波動が生まれてくる。このようにして生まれた電磁場の波は、もともとの電磁場の波動と重ねあわされ、より調和のとれた美しい波となる。命とは細胞の中のミクロスケールの量子の世界で量子電磁場と水の双極子が、場の量子論の法則に従って互いに繰り返し影響を及ぼしあい、次第に調和し協力し続けていくことにより生まれる秩序ある波動の凝集場ということになる。
Date: 2024/08/05(月)


神経細胞伝達のメカニズムと環境障害
神経細胞は、繋がりあって信号の伝達をしている。この神経系経路の基本単位をなす1つの神経細胞のことをニューロンと呼ぶ。ニューロンの信号の伝わり方は外部の刺激の場合、痛覚の受容器が興奮し弱い電気信号を発する。その信号はニューロンの樹状突起に受け取られ、細胞体から軸索、軸索末端に達し、さらに次のニューロンへの樹状突起へと伝わり最後は大脳皮質に到達する。また大脳皮質から発せられた信号は別のルートで同じような伝わり方で筋肉等に伝達される。ニューロンのつなぎ目はわずかなすき間が開いておりこれをシナプスと呼びニューロンの軸索末端に伝わってきた信号はここで化学的な伝達物質に変わりすき間を飛び越える。この物質を受け取った次のニューロンは再び電気信号に戻し先へ送り出す。このように人の体は電気信号や化学物質の変化によって動いている。人の中の精密に張り巡らされた神経細胞、脳細胞や筋肉細胞など総ての細胞が外部から取り入れられた化学物質や電磁波あるいは騒音等の大きなエネルギーに被爆すると免疫力や人体の様々な機能に影響を及ぼす恐れが出てくる。
Date: 2024/07/29(月)


人体と電気&化学物質
脊髄は外層で脊髄骨が保護し内層は脊髄膜(硬膜・くも膜・軟膜)で包まれ保護されているがこれは脳を包む脳膜とひとつながりになっている。脊髄神経が頭部を除くすみずみまで伸び末端の情報を脊髄を経由して大脳皮質に伝えたり反対に脳の命令を、脊髄を経由して全身の筋肉などに伝え、運動をさせたりする。これらの信号も総て人体内の化学物質と電気信号によって伝えられている。人は自然の植物や自然水のミネラルを摂取し自分の中で起こす電流の力によって体の細部を宇宙とのエネルギーと連携しながら動かしている。しかし問題は自然の適量のミネラルや電流ではなく人工的大量の化学物質や電磁波に人間が体の内外で曝されているということである。これらに耐えられない生物が毎日100から300種が絶滅しているとわれている。総ての命の根源は自然である。その根源がなくなれば私達の命も無くなるということになる。
Date: 2024/07/22(月)


神経細胞間および神経細胞と筋肉細胞間のコミュニケーション
植物、原生生物、菌類とは対照的に、動物(それらすべて)はホルモンだけでなく、神経制御システム、つまり神経系も持っている。神経細胞は、細胞核(すなわち、特殊な真正球)を持つ特殊な体細胞である。この特殊化は、動物が動きたいという衝動に駆られた結果であり、運動の引き金となるはずの細胞間のコミュニケーションは、ホルモンを介しては遅すぎる。神経細胞間、神経細胞と筋肉細胞の間は、いわゆるシナプスで、情報の転送が行われる場所である。神経細胞間のコミュニケーションは、電気的(非常に迅速に行わなければならない場合にのみ)または化学的(通常)のいずれかで行われる。これらのシナプスは、したがって電気的または化学的シナプスと呼ばれる。化学シナプスの場合、細胞膜にイオンチャネル(イオンは荷電粒子)があり、いわゆる神経伝達物質を介して情報伝達が行われる。アセチルコリンはそのような神経伝達物質の1つである。絶え間ない情報を紡ぐために、これらの神経伝達物質も再び分解される。アセチルコリンの場合、神経伝達物質のアセチルコリンを分解するのはアセチルコリンエステラーゼである。このようなシステムは、神経伝達物質の量と分解の速度を介して情報の非常に微妙な違いが伝えられる。また、神経伝達物質の受容体がイオンチャネルであり、したがって2つの情報伝達の組み合わせが存在するという変種もある。
Date: 2024/07/15(月)


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