電磁波による障害のメカニズム
体細胞の細胞膜は10-200ミリボルトの電位差がある。細胞膜は薄さが7・5ナノメートル以下しかないので、これは非常に大きな電圧になる。静電圧では、細胞膜は隣接する無機イオンで帯電した活性部分に当たる。外部へ超低周波を放射する電線や電気的体液から電磁場を作り、細胞質の有機的分子(蛋白質、アミノ酸、多糖体、単糖)に影響を与え、全ての電荷をイオン質量として運ぶ。細胞の電気システムは、損傷や変化へ敏感に反応する。常に外部の電磁場に曝されると、病気や損傷が無くても、生理的な身体活動に支障が起きる。時には電磁場に被曝したせいで、意識障害や機能不全、記憶喪失などを起こすこともある。携帯電話のような電磁波に被曝すると、同じような障害が起きるだろう。傷ついた細胞膜や細胞内のチャンネルでは、フリーラジカルが作られる。長期問にわたって身体活動が妨げられると、永続的な損傷や肉体的・生理的機能不全、神経的疾患(アルツハイマー症やパーキンソン病など)、精神的疾患(精神分裂病など)につながる可能性がある。どんな場合でも、細胞間の障害は常に電気的であり、化学的・物理的な要因が原因になって発生する。
Date: 2024/09/23(月)


生体システムは電気により作動する
細胞の中を移動するイオン質量にはより大きなエネルギーが必要だが、電位勾配差の速度は電子より遅い。そのため、人工的電気回路の反応時問は10億分の1秒から100京分の1秒の間なのに、生体システムの場合は1000分の1秒程度と非常に遅くなる。ニューロン(神経細胞)では、ナトリウムイオンポンプや感覚細胞から、中枢神経や内臓、他のニューロンヘのインパルス(一般的な神経信号)の転送を電圧が操作する。細胞膜の電位を変化させることで、信号はニューロンの終点から他のニューロンヘ、または中枢神経へと移動する。同じ方法で、活性化と操作を司る中枢神経系へも送られる。ニューロンは、巨大で精巧な伝達システムといえる。
Date: 2024/09/16(月)


イオンチャンネル
細胞が主に使うイオンは、ナトリウムイオン(Na+)とカリウムイオン(K+)の2種類で、その原子質量はそれぞれ23と39。原子核は電子よりも4万6000倍、7万8000倍も重く、1つの電子が運ぶのと全く同じ単位の電荷を供給する。その上、これらの大きな電荷単位(イオン)は水に溶ける性質がある。あらゆるイオンは電荷のせいで、水分子の極へ引きつけられる。細胞膜には、イオンの拡散や濃度の差、活発な流れによってイオンが通り抜ける「イオンチャンネル」がある。通過する際に、弱い力で結びついた水のクラスターとイオンは引き離され、水分子はイオンが交差するチャンネルから消えてしまう。体の中から汚染物を取り除くには低温サウナ等でじっくりの身体を温めイオンチャンネルを開き汚染物を出し清浄で必須ミネラルの入った水の分子を細胞に浸透させるとよい。冷え性で細胞の便秘状態が体に良いことはない。
Date: 2024/09/09(月)


生物(細胞)から発生する電気
細胞と組織は、電荷を運ぶために荷電原子(イオン)を使う、生きている細胞は起電力を発生させ、細胞の内部と外部に電位差(膜電位)を作り出す。そして、直列と並列回路の抵抗変化に対応して電流を活性化させ、その流れを管理・停止し、コンデンサーのように電気を充電することができる。数百ボルトの電圧を発生させて一挙に放電することができるデンキナマズ等は別として、一般に生体内発電システムは、人工的な電気活動よりもはるかに低い。体細胞は、電気伝導性のある塩化(イオン的)溶液の中で作用する湿式回路を構成し、システムの構成要素はつねに生産と変化を繰り返す。電気的性質が異なる部分が発生すると、その電位差を維持しつつ電気漏洩を防ぐ。電流は管理され、放電の簡略化や細胞内への流れを避け、不安定な生の物質(化学物質)が供給されると、それを使用するかどうかを検討し、適切に実行する。このシステムは需要を満たすために絶え間なく活動し、細胞の代謝に必要なエネルギーを半分以上消費する。それぞれの生体に流れる電流は一定のリズムを持っているがこれに人工的変則な磁界や電界が発生すると生体のメカニズムに影響を与え続けることになる。
Date: 2024/09/02(月)


低周波電磁波の影響
送電線や室内電気配線、家電製品に送電されているいわゆる一般の50Hzから60Hzの低周波電磁波による電界や磁界による超低周波の電磁場は非電離放射線で、分子構造を変化させることはないがそのエネルギーは原子と分子を振動させ、非外傷性の損傷を起こす。このようなダメージは、血液細胞を生産する骨髄や、胎児、乳児、成長期の子供など細胞が分裂する部位ではっきりと現われる。ダメージはすぐには発生しないが、被曝後しばらくしてから流産や奇形が起き、他の病気と同じように白血病(骨髄で白血球の生産量が増える)などのガンを発生させる可能性は数十年前にさかのぼった疫学調査や様々な研究により米国や欧州ではその危険性が指摘されているが日本ではその可能性を他の力により意図的に否定する学者を見受ける機会が多い。予防的な観点で啓蒙する気持ちが欠けているのは非常に残念なことである。
Date: 2024/08/26(月)


地球の磁場と生命
太陽系の元素は概ね水素やヘリユム等の軽い元素で構成されている。しかし水の惑星といわれる地球は40%近くの鉄で組成されている。地球の中心核はこの鉄の塊とその周りのマグマ様の金属液体から成る。この鉄が地球の重力を強くし大気が宇宙空間に散逸するのを防いでいる。これが地球の気候を温和にし生命が活躍する場を作った。地球の自転は中心核内核の液体の鉄が中心核の固まった鉄の磁場の外で運動すると発電機と同じ起電力が生じ地球の磁場を保つ。地球全体が大きな磁石であるといわれる要因である。この地磁場が、反応性の強い高エネルギーの宇宙線や太陽風から地球を守ってくれている。これらが地球の生命を繁栄させた重要な要因である。またこの時点のサイクルは銀河系、宇宙のサイクルと連動しており地球上の生命体は地球のサイクルによって生かされている。
Date: 2024/08/19(月)


脳細胞における神経活動
量子脳理論によると脳細胞の内外に広がった二つの量子の間に繰り広げられる物理現象により、人間の心と呼ばれる活動が生み出され、その中には記憶や意識に対応するものもある。一般の細胞と違い脳細胞組織は頭蓋骨の空洞の中に水とともに閉じ込められている。これにより脳は頭蓋骨の中に独自の量子場を作りその振動を発信することができるということになる。頭蓋骨の中にある量子場はその外の電磁場の雑音に邪魔されることなく脳の振動を作り脳細胞の命を形成する。
Date: 2024/08/12(月)


命とエネルギー
命を科学的に考えていくと命とは水の分子が双極子として宇宙の電磁場の振動と共鳴して動く状態ということになる。命がなくなるとこの動きがなくなり、いのちが無いものは、はじめからこの動きがないということになる。宇宙の波動によって水の双極子が動けば、量子電磁場が波立ち、量子電磁場の中にも同じように秩序ある整然とした波動が生まれてくる。このようにして生まれた電磁場の波は、もともとの電磁場の波動と重ねあわされ、より調和のとれた美しい波となる。命とは細胞の中のミクロスケールの量子の世界で量子電磁場と水の双極子が、場の量子論の法則に従って互いに繰り返し影響を及ぼしあい、次第に調和し協力し続けていくことにより生まれる秩序ある波動の凝集場ということになる。
Date: 2024/08/05(月)


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